SEIKO 24型

SEIKO 24型

昭和20年以降に製造された24型セイコー社製懐中時計。機械は19型のものとサイズは同じで、収める枠を一回り大きな24型のものにセットしています。機械は15石でアンクル脱進機。チラネジ付切テンプ。巻上げヒゲ。当時精工舎は出荷時に精度の検査表をつけて主に時計店の標準時計として販売していました。其れゆえかこの時計、今でも驚くほど精度は良く日差10秒位で稼動しています。大きさもさることながら、重量が150グラムを超える為、携帯するには引いてしまいますが、フェイスのデザインがこれぞ時計と言った顔立ちで見易さはバツグンです。時計店などでは実際、専用の懸架台に架けて置時計として使用していました。

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